売上18%増の裏で数百人削減 IGが11地域で再編へ
IG Groupが個人向け事業の再編に伴い、数百人規模の人員削減を進めると報じられた。6月末の従業員は約2300人。一方、2026年上期の売上は約18%増を見込む。
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概要:Valutradesが英国・セーシェル両法人で新規口座の受付を停止。一部顧客層やサービスも見直す一方、「通常営業」を強調。再開時期や既存顧客への影響を整理する。

FX・CFDブローカーのValutradesで、新規口座を開けない状態が続いている。
同社は英国とセーシェルの両法人で新規顧客の受け入れを一時停止。さらに、一部の顧客層やサービスについても提供範囲を縮小している。
一方、Valutradesは「市場から撤退する予定はない」と説明し、既存事業については「通常営業」を強調した。

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Valutradesでは現在、英国規制法人とセーシェル規制法人の双方で、新規顧客のオンボーディングが停止されている。
公式の口座登録ページでも、「New Account Applications Are Closed」と表示され、新規口座を受け付けていない地域が確認できる。
同社CEOのGraeme Watkins氏は、新規受付停止について「世界市場から撤退するものではなく、事業にいくつか変更を加えている」と説明した。
現時点では新規口座受付を再開する時期は公表されていない。

今回の対応は、システム上の一時的な停止だけではない。
Valutradesは、長期的な事業モデルに合わず、持続的または採算性のある形で提供することが難しいと判断した一部の顧客層やサービスへの対応を終了したことも明らかにした。
今後の新規顧客については、より選別的に受け入れる方針で、特にリスクの高い顧客属性や国・地域について審査を強化する。
あわせて、本人確認(KYC)や口座開設プロセスについて「短期的な技術変更」を進めているという。
ただし、具体的に対象となる国・地域、受付を終了した顧客層、対象サービス、新規受付の再開日などはいずれも明らかにされていない。
事業見直しの背景として注目されるのが、Valutradesの財務状況だ。
英国法人Valutrades Limitedの2025年売上高は225万4,556ポンド。前年の193万5,292ポンドから増加した。
一方、利息収入などを含めた最終損益は67万1,705ポンドの赤字だった。
2024年の赤字は259万2,536ポンドだったため、損失額は大幅に縮小している。
2025年は顧客数や取引量、顧客の取引活動が低下したものの、売上自体は増加した。
そのため、今回の新規口座停止を「業績悪化による営業停止」と断定する状況ではない。
ただ、ここ数年の財務負担は小さくない。
Valutradesは2023年と2024年の2年間で、累計600万ポンドを超える損失を計上した。
その後も株主から資金支援を受けており、2026年3月にはさらに60万ポンドの資本注入が行われた。
英国Companies Houseでも、2026年3月30日の株式割当に伴う資本金変更が届け出られている。
Valutrades側は現在の財務状況について変化はなく、十分な資本を確保し、株主からも支援を受けていると説明している。
ただし、今回の発表では具体的な自己資本額や流動性指標などは示されていない。
新規口座の受付停止と、既存顧客へのサービス停止は別の話だ。
Valutradesは現在のグローバル事業について「business as usual」としており、市場から撤退する予定もないとしている。
また、顧客資金については分別管理を行っていると説明している。
セーシェル法人Valutrades(Seychelles)Limitedは、セーシェル金融サービス庁(FSA)のSecurities Dealerライセンス「SD028」を保有。公式サイトでは、顧客資金をFSA規則に従って分別口座で管理するとしている。
英国法人Valutrades Limitedについても、FCAの登録番号586541で認可を受けていることが確認されている。
FX業者が突然、新規顧客の受付を止めた場合、それだけで出金停止や事業撤退を意味するものではない。
ただし、既存利用者は今後の公式案内を確認しておきたい。
特に重要なのは、契約している法人、出金状況、サービス変更の通知だ。
Valutradesには英国法人とセーシェル法人があり、同じブランドを利用していても、契約先によって金融規制や顧客保護の枠組みが異なる。
公式サイトでは現在もFX、コモディティ、株価指数CFDなどのサービスが案内され、MT4・MT5も提供されている。一方、新規口座については実際に受付停止の表示が確認できる。
今回の動きで最も不透明なのは、新規顧客の受付がいつ、どの地域から再開されるのかだ。
Valutradesは市場撤退を否定し、事業継続を強調している一方、採算性の低い顧客層やサービスを整理し、今後の新規顧客審査を厳格化する方針も明らかにした。
2025年には赤字幅を大きく縮小したものの、過去2年間の累積損失や株主による追加出資も確認されている。
既存顧客への直接的なサービス停止は現時点で発表されていない。今後は新規口座の再開時期、対象地域、サービス範囲、財務状況に変化が出るかが焦点となる。
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